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避難所や自治会館での共同生活では、寝る場所・着替え・授乳・簡易トイレ・相談など、周囲から見られたくない場面が多くあります。そこで必要になるのが、避難所用パーテーションやプライバシーテントです。
ただし、段ボール製の間仕切り、布製スクリーン、個室型テントでは役割が異なります。自治会で備蓄する場合は、「全員分を個室テントにする」のではなく、通常の生活区画用と、着替え・トイレ・救護などの個室用途を分けて考える方が現実的です。
避難所パーテーションは「生活区画」と「完全個室」を分けて考える
| タイプ | 向いている用途 | 特徴 |
|---|---|---|
| 段ボール間仕切り | 家族ごとの生活・睡眠スペース | 比較的広い面積を区切りやすく、大量備蓄を検討しやすい |
| 布製スクリーン | 受付、相談、救護の目隠し | 必要な場所だけ部分的に遮れる |
| 大型プライバシーテント | 家族単位の個室、着替え、休養 | 周囲からの視線を大きく遮りやすい |
| 1人用テント | 簡易トイレ、更衣、シャワー | 狭い場所でも個室用途を作りやすい |
生活スペースは段ボールや簡易パーテーション、着替え・トイレ・授乳などは完全に囲えるテントというように役割を分けると、限られた備蓄数でも運用しやすくなります。
高さはどれくらい必要?
パーテーションは、高さによってプライバシーの確保しやすさが変わります。低いタイプは見守りや通風を確保しやすい一方、立ち上がったときに周囲が見えやすくなります。150cm前後になると、座位・就寝時の目隠しとして使いやすくなります。
更衣・トイレなど立った状態で完全に隠す必要がある用途は、パネル型よりも高さ180〜190cm前後の個室型テントが向いています。
自治会向けに比較しやすい4タイプ
生活区画・目隠し・個室用途の違いが分かりやすい4タイプを紹介します。
BR-DA200 災害用ダンボール間仕切り
タイプ:段ボール製・避難所用
特徴:日本製で、防災安全協会認定の推奨マークを取得した災害用ダンボール間仕切りです。
向いている自治会:避難者の生活・睡眠スペースを複数区画に分ける基本備品として検討したい自治会。
参考価格:9,800円
価格・送料・在庫は変更される場合があります。購入時に楽天市場の商品ページで最新情報をご確認ください。
林製作所 防災パーテーション
タイプ:布製・自立式スクリーン
特徴:幅70cmで、高さは120・160・190cmから選べる自立式スクリーンです。着替え、更衣、簡易トイレの目隠しなどに使えます。
向いている自治会:相談、救護、受付など、必要な場所だけを部分的に遮りたい自治会。
参考価格:7,124円
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3〜4人用 プライベート防災テント
タイプ:家族向けワンタッチ個室
特徴:3〜4人用のワンタッチ式で、収納バッグ付き。避難所での家族用スペースや着替えなどに使える個室タイプです。
向いている自治会:乳幼児連れ、高齢者、体調不良者など、家族単位で周囲から区切れるスペースを数張り確保したい自治会。
参考価格:11,000円
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Field to Summit アウトドア防災1人用テント RBC21
タイプ:1人用プライバシーテント
特徴:幅100cmの1人用で、透けにくい仕様。着替え、簡易トイレ、簡易シャワーなどの個室用途に向くタイプです。
向いている自治会:簡易トイレ・更衣・シャワーなど、1人で完全に隠れる必要がある場所を確保したい自治会。
参考価格:6,280円
価格・送料・在庫は変更される場合があります。購入時に楽天市場の商品ページで最新情報をご確認ください。
何人分を備蓄する?
避難所パーテーションは、自治会員全員分を単純に人数で割って購入するより、想定する避難者数と家族単位で考える方が現実的です。
| 運用規模 | 考え方 |
|---|---|
| 小規模 | 生活区画用の間仕切り数セット+1人用個室テント2〜3張りから検討 |
| 50〜100人程度 | 家族単位の区画を基本に、着替え・トイレ・救護用の個室を別に確保 |
| 100〜500人程度 | 段ボール間仕切りを主力にし、個室型テントを用途別に複数配置 |
| 500人規模以上 | 自治会単独備蓄と指定避難所・行政備蓄の役割分担を確認する |
避難所レイアウトで重要なこと
パーテーションを並べるときは、単に隙間なく区切ればよいわけではありません。通路、出入口、救護場所、トイレ動線などを確保する必要があります。
| 確認項目 | ポイント |
|---|---|
| 通路 | 人がすれ違える動線を確保する |
| 車いす | 車いす利用者が移動できる幅を考える |
| 出入口 | 非常口や避難経路を塞がない |
| 救護 | 体調不良者を通常区画と分けられる場所を確保する |
| 簡易トイレ | 生活区画から近すぎず、利用しやすい動線を確保する |
簡易トイレとプライバシーテントはセットで考える
簡易トイレを備蓄していても、周囲から見える場所では使用できません。自治会におすすめの簡易トイレと、1人用プライバシーテントをセットで考えておくと実際に使える備蓄になります。
また、屋外に受付・救護・物資配布所を作る場合は、自治会向け防災テントとの役割分担も決めておくと、避難所全体のレイアウトを作りやすくなります。
床面対策も忘れない
体育館や自治会館の床に直接座ったり寝たりすると、硬さや冷えが負担になります。パーテーションだけでなく、自治会向け防災マットやブルーシートも組み合わせて備蓄しておくと、生活スペースを整えやすくなります。
防災倉庫では種類別に管理する
パーテーション類は、見た目が似ていても用途が異なります。自治会の防災倉庫の整理方法を参考に、「生活区画用」「家族個室用」「トイレ・更衣用」など用途を表示して保管しましょう。
防災訓練で一度は組み立てる
段ボール間仕切りもワンタッチテントも、初見で組み立てると意外に時間がかかります。防災訓練では実際に開梱し、生活区画を数区画作り、個室テントも設営してみることをおすすめします。
完全に囲うと安心感は高まりますが、体調不良や転倒などに気づきにくくなる場合があります。高齢者、乳幼児、要配慮者については、本人・家族の希望も確認しながら、必要な見守りができる配置を検討してください。
まとめ
自治会向けの避難所パーテーションは、段ボール間仕切りを基本にしつつ、布製スクリーンや個室型テントを用途別に組み合わせると使いやすくなります。
生活スペース用、家族用個室、着替え、簡易トイレ、救護など、それぞれに必要なプライバシーの程度が異なります。備蓄数だけを決めるのではなく、避難所レイアウトまで想定し、防災訓練で実際に設営しておくことが重要です。

